国道176号の4車線化へ

兵庫・西宮市で地域懇談会 
斉藤国交相、赤羽氏出席

懇談会で国道の整備事業について報告する斉藤国交相(左)、赤羽氏=19日 兵庫・西宮市

斉藤鉄夫国土交通相(公明党)、公明党の赤羽一嘉衆院議員は19日、兵庫県西宮市北部で開かれた地域団体、住民との懇談会にそれぞれ出席した。石井登志郎市長も同席した。 斉藤国交相は席上、国道176号名塩道路の渋滞緩和に向けた4車線化事業の進ちょく状況を報告。残る未整備区間の早期実現に向け、「国交省、県、市が連携し、しっかり取り組んでいく」と語った。 赤羽氏は、同道路の4車線化について、住民の安全な交通環境の確保の観点から、「信号機や横断歩道の設置も併せて必要」と強調。周辺を流れる2級河川・武庫川の氾濫対策と共に、「2026年春の開通に向け、予算を確保し着実に推進していく」と話した。 同日、斉藤国交相と赤羽氏は、整備が進む生瀬トンネルとJR西宮名塩駅の商業施設を視察した。また、地域団体から道路環境の改善に関する要望を受けた。