軽井沢バス事故8年 再発防止の誓い固く

赤羽氏ら 現場近くの慰霊碑に献花

慰霊碑を前に、犠牲者を悼むとともに再発防止を誓う(右から)赤羽、中川(宏)の両氏ら=15日 長野・軽井沢町

長野県軽井沢町でスキーツアーバスが道路脇に転落し、大学生ら15人が死亡した事故から8年となった15日、公明党の赤羽一嘉幹事長代行と中川宏昌衆院議員は、「第4回安全安心なバス運行を誓う集い」に参加し、事故現場近くに建てられた慰霊碑に献花・黙とうするとともに、再発防止を固く誓った。地元町議も同席した。 献花に先立つ意見交換会の席上、赤羽氏は事故直後に党国土交通部会として現場を訪れ、当時の石井啓一国交相(公明党)に再発防止策を申し入れたことや、自身が国交相在任期間中に遺族会と連携し、集いの開催を推進してきたことに言及。「これからも遺族の皆さまの思いを忘れず、安全な交通行政を実現できるよう頑張っていく」と決意を新たにした。 このほか、被害者遺族やバス業界の関係者、国交省などと再発防止策の取り組み状況や慰霊碑の維持管理などを巡り議論した。