瀬戸内海観光の発展へ

公明新聞2022年10月23日付

22日、神戸市中央区の神戸港を訪れ、ジャンボフェリーの新船「あおい」の就航式典に出席し、あいさつした。中野洋昌衆院議員も参加した。

「あおい」は、神戸港と小豆島、高松港を結ぶ航路を就航。船体の長さは132㍍、幅21㍍。総トン数は約5200トン、旅客定員は620人を誇る。従来船に比べ、輸送力、安定性ともに大きく向上しており、災害時には海上支援船としても活躍が期待されている。

挨拶で赤羽一嘉衆議院議員は、「世界有数の素晴らしい瀬戸内海の観光資源を生かす定期就航便であり、沿海地域の発展が一段と進むよう尽力したい」と語り、祝意を述べた。

※「災害時支援活動実証訓練」・・・災害時支援船活用委員会は阪神淡路大震災から25年の節目に当たる2020年1月12日に今後に向けた新たな支援船活用モデルによる実証訓練を実施、本実証訓練は、神戸市を被災地に想定、小豆島町、高松市を支援側に想定して、「今後災害ごとに増加が想定される自家用車車中泊避難者、及び、医療・介護・看護の必要な避難者および在宅患者等の避難者を、中距離定期フェリー(ジャンボフェリー)の輸送機能を活用して寄港地(小豆島坂手港)に移送し、寄港地自治体(小豆島町)は、自家用車車中泊避難者等に対しては避難場所を提供し(小豆島オートキャンプ場)、また、医療ケアの必要な避難者に対しては寄港地医療関係者と被災地医療関係者とが協力して避難者の透析医療や避難者での災害関連死予防に努める」ことを想定している。