観光振興 全力挙げる / 大分で旅行支援、事業者と意見交換

党大分県本部の観光立国推進懇話会で挨拶=6日 大分市

公明党観光立国推進議員懇話会の赤羽一嘉会長(幹事長代行)は6日、大分市で開かれた党同県本部(代表=河野成司県議)の観光立国推進懇話会に出席し、観光、交通関係の事業者と意見交換した。吉田宣弘衆院議員らが同席した。

日本旅館協会九州支部連合会の桑野和泉会長は、先月開始された観光需要喚起策「全国旅行支援」によって、客足が増えていると説明。その上で、コロナ禍で打撃を受けた3年間分の損失を取り戻すため、「緩やかでも長期的な支援を」と訴えた。

交通事業者からは、電気代、燃料費高騰への支援継続や、雇用調整助成金の特例措置の延長を求める声が上がった。

赤羽一嘉会長は「現場の声を踏まえ、観光振興に全力を挙げる」と述べた。