「温泉文化」無形遺産に

党懇話会に団体 早期登録めざし要望

笹本会長(中央右)らから要望を受ける党懇話会=5日 衆議院第1議員会館

公明党観光立国推進懇話会(会長=赤羽一嘉幹事長代行)は5日、衆議院第1議員会館で、日本の「温泉文化」について国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産への早期登録をめざす全国推進協議会(会長=笹本森雄・日本温泉協会会長)から要望を受けた。

笹本会長らは、政府の「新しい資本主義」実行計画に「温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録をめざす」との文言を盛り込むよう要請。温泉地の活性化や観光振興に取り組むことも求めた。

これに対し、赤羽氏は「温泉文化の価値を高めるきっかけになることが大事だ」と述べ、登録に向けた取り組みを後押ししていく意向を示した。

(公明新聞 2023年06月06日付 2面)