国のナショナルサイクルルート “福島県浜通り”を指定

内堀知事「尽力に感謝」 
復興加速へ公明が推進

内堀知事(左)と懇談する赤羽氏(中)と真山県議=23日 国交省

国土交通省は23日、日本が世界に誇るサイクリングコースを国内外に発信する「ナショナルサイクルルート(NCR)」に福島県など6ルートを追加した。同日、国交省で開催された指定式には同県認定を巡り尽力した中道改革連合の赤羽一嘉副代表(衆院議員)と公明党の真山祐一・福島県議が参加した。

NCRは赤羽副代表が国交相(当時、公明党)時代の2019年に創設。認定されると国からの財政支援を受けることができる。今回は、福島県浜通りの沿岸部を縦断する「ふくしま浜通りサイクルルート」(いわき市から新地町までの179キロ)や、石川県の「いしかわ里山里海サイクリングルート」(加賀市から七尾市までの517キロ)などが新たに追加された。

福島ルートを巡っては、赤羽国交相が21年、いわき市の観光業関係者との懇談で、NCRを通じた東日本大震災からの復興加速の重要性を呼び掛けた。以来、党のネットワークを生かし、党県議団が内堀雅雄知事に要望したほか、真山県議も議会質問を通じて認定に向けた取り組みを強く訴えてきた。

25年の復興加速に向けた政府への与党の第14次提言では、公明党が主導し「NCRの指定をめざし整備が進む、浜通りサイクルルートを生かした滞在コンテンツの充実・強化」を明記するなど一貫して後押ししていた。

指定証の交付終了後、赤羽副代表と真山県議は内堀知事と懇談し、内堀知事は「公明党の尽力のおかげだ」と謝意を表明。同ルートでは、東日本大震災・原子力災害伝承館や震災遺構の請戸小学校などを経由することに触れた上で「震災からの復興を学ぶ『ホープツーリズム』を推進していく」と述べた。