民主党のマニフェスト変更!?

政策は政党の生命ではなかったのか!

本日、インターネット番組で、菅総理がマニフェストの変更を検討している旨の発言をされました。

想像するに、衆院総選挙では「ムダをなくせば、10〜20兆円の財源のねん出は簡単!」と言って約束した「子ども手当」「高速道路無料」「農家への所得補償」「ガソリン税の暫定税率の撤廃」等々の夢のような(?)大衆受けを狙ったとしか思えない不合理なマニフェストは、財源が捻出できないことがハッキリして実現不可能と悟って言い出したのだと思います。

私も、上記のようなマニフェストを赤字国債を乱発しながら実現することには反対ですので、結果としてマニフェストが変更されるべきだと思います。

しかしながら、このマニフェストを掲げ、総選挙を戦い、数多くのかつての与党議員を落選させて、政権を奪取した経緯を考えれば、政党の生命であるマニフェストを「実現できないことがわかりましたから変更します」と言われったって、「ハイ、そうですか」と納得できるわけがありません。

総選挙で、国民の皆様に約束したことを変更することは、国民の皆様にウソをついたことになります。そのウソをついた罪に対して、何の謝罪もなく、仮免許中だったから許される等というのは、あまりに子どもじみていると糾弾せざるをないのであります。

マニフェストを変更するならば、解散総選挙で信を問え!と申し上げたいと思います。