無形遺産登録へ全力尽くす
議連総会で赤羽氏

自民、公明両党でつくる「温泉文化」ユネスコ無形文化遺産登録推進議員連盟は6日、衆院第1議員会館で総会を開いた。同議連の赤羽一嘉会長代行(公明党副代表)らが出席した。
総会では「『温泉文化』ユネスコ無形文化遺産登録を応援する知事の会」の山本一太事務局長(群馬県知事)が登録に向けた状況を説明。今年7月に有識者検討会によって「温泉文化」が定義されたことや、事業者などでつくる「温泉文化」国民会議が設立されたことなどを踏まえ、「文化庁が示す登録要件が整った」とし、2028年の登録への国内選考に本格参入していると述べた。
これに先立つあいさつで赤羽氏は、これまでの取り組みに謝意を述べた上で「観光地の潜在能力は無限にある。温泉は日本が世界に誇る文化だ」と力を込め、登録へ全力を尽くす決意を語った。