日韓発展「公明が寄与」

在外被爆者支援に謝意表明 
斉藤代表に新任の韓国大使

李氏(右端)の表敬を受ける斉藤代表(中央)ら=6日 公明会館

公明党の斉藤鉄夫代表は6日、東京都新宿区の公明会館で、駐日韓国大使として新たに着任した李赫氏の表敬を受け、和やかに懇談した。赤羽一嘉副代表、鰐淵洋子衆院議員が同席した。

斉藤代表は、李氏の大使着任を心から歓迎。先日、韓国で開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議について同国が議長国として議論を主導したことに言及し、「大変大きな意義のある国際会議だった」と述べた。

李氏は、これまでの自民、公明両党による連立政権が韓日関係の発展に寄与したとの認識を示し「公明党の役割なしには、両国関係は、こんなにうまくいかなかった」と語った。

また、斉藤代表が日本の超党派の「在外被爆者に援護法適用を実現させる議員懇談会」の会長として、韓国など日本国外に住む被爆者(在外被爆者)支援に長年取り組んできたことに謝意を表明した。

懇談ではこのほか、日韓両国に共通する少子高齢化や都市部の住宅価格の高騰、自殺防止といった課題を巡っても意見を交わした。