夏季議員研 党幹部の訴えから
現場第一で頼りにされる力磨こう
赤羽一嘉副代表

先の参院選では、大変な逆風の中、限界突破の戦いをしていただいた。党勢拡大について、どの活動も気持ちが入らなければ結果は出ない。「やるからには必ず結果を出す」「全力で勝つまでやる」と決めて、常に現場第一で、信頼関係を広げていくことが党勢拡大につながる。
公明党の地方議員が最も大事にしている市民相談も、時間はかかるかもしれないが、一生懸命に対応していきたい。そうする中で本当の支援者を増やすことができる。
「カーブミラーを付けてほしい」という相談があれば、自治会長など地域住民と一緒になって進めていくことも工夫の一つだ。子どもの貧困やひきこもりなどの社会課題の解決に取り組む団体と、自治体をつなぐ仲介役となっていくことも大切だ。公明議員が、多くの人から頼られ、相談が寄せられる“地域の灯台”となっていきたい。
党創立者は、庶民の暮らしを守る政党、政治家がいないから公明党をつくった。以来60年余、私たちは庶民の暮らしを守るために働いてきた。災害があれば、現地に飛んでいくのは、いつも公明議員だ。常に現場第一主義で、一人に寄り添うという他党にない理念、哲学を持って行動している。そうした行動原理、現場の問題解決能力を、国と地方のネットワークの力を生かして証明したいと思う。
多くの人は今、SNSから情報を得ている。公明党が真面目に仕事をして、実績を上げていることが知られていないのは、本当にもったいない。SNSはできて当たり前の時代になっていく。研修にも積極的に臨んでいきたい。
どんな逆風でも吹き飛ばされない力、身近で頼りにされる力を付けることが、議員にさせていただいた私たちの使命と責任だ。共に力を合わせて頑張っていきたい。