安定した政権で改革進める
神戸で斉藤代表、高橋みつお氏ら

公明党の斉藤鉄夫代表は10日、中野洋昌国土交通相(公明党)、赤羽一嘉副代表、高橋みつお参院議員(参院選予定候補=兵庫選挙区)らと共に、神戸市で開かれた党兵庫県本部の政策要望懇談会、政経懇談会に出席し、物価高や米国のトランプ関税など「国内外を取り巻く厳しい環境から国民の暮らしと経済を守り抜く」と決意を訴えた。
席上、斉藤代表は物価高やトランプ米政権の関税措置に触れ「安定した政権基盤の下で国民のための政策を実現していく」と力説。各業界から受けた要望を6月策定の「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)や予算編成に反映していくために、「自公で熟議を重ねながら、国難を乗り越えていく」と述べた。
中野国交相はインフラの老朽化対策や、担い手不足改善などについて「国土交通分野は国民生活と経済の基盤を支えている。公共事業費を確保し、国土強靱化をさらに進める」と応じた。高橋氏は「現場の声を基に予算を確保し人材を確保し安心を確保し、政策を実現したい」と強調した。
政策要望懇談会には来賓として自民党の渡海紀三朗衆院議員が出席し、あいさつした。