2001/06/13
触法精神障害者の退院判断、処遇を議論
党プロジェクトが初会合 「第三者機関」など検討急ぐ  

赤羽かずよし衆議院議員は6月13日、神崎武法代表、北側一雄政務調査会長らと ともに公明党の「触法(しょくほう)精神障害者の判定・処遇に関するプロジェクト チーム」に出席し、犯行時に心神喪失状態と判断されて刑事責任を問われない触法精 神障害者への医療体制や処遇のあり方などについて検討を開始した。

 神崎代表からは、「措置入院した精神障害者を退院させる際、その判断を医師だけ にまかせている現状がいいのか、学識者を含めた第三者機関を設けて慎重に判断する のがいいのか、十分議論してもらいたい」とし、措置入院患者の退院後のサポート (支援)態勢についても検討する必要があることを強調。党として大阪の児童殺傷事件を教訓に、再発防止策の検討を急ぐ考えを示した。

 この後、文部科学、法務、厚生労働の各省担当者から、今回の事件への対応や措置 入院制度の現状などについて説明を聞いた。法務省からは、措置入院患者の退院判断 を行う機関設置について、「どういう仕組みでできるか検討の価値がある」との認識 が示された。

 同プロジェクトは、次回以降、具体的な検討項目についての議論を本格化させ、与党プロジェクトの議論に反映させることにしている。