| 胡主席の訪日成功へ 戦略的互恵の具体化など議論 公明党の太田昭宏代表は18日、国会内で、中国の楊潔チ外相と会談し、胡錦濤国家主席の訪日(5月6〜10日)、8月の北京五輪の成功に尽力する考えを示すとともに、戦略的互恵関係の具体化として環境分野での中国の積極的な対応を要請した。会談には、浜四津敏子代表代行、北側一雄幹事長、赤羽一嘉国際委員長、上田勇衆院議員、遠山清彦、西田実仁の両参院議員が同席した。
席上、太田代表は「胡主席の訪日成功に最善の努力をする」と表明するとともに、「北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)、北京五輪をすべて成功裏に進める中で、日中関係をさらに強固にしていきたい」と強調した。
楊外相は「公明党が中日友好に一貫して貢献したことを高く評価している。胡主席も公明党の役割を重視している」と述べるとともに、「主席の訪日で双方の信頼関係、戦略的互恵関係が加速され、国民感情が改善されることが望ましい。両国関係が長期的に安定するよう希望する」との考えを示した。
太田代表は「世界的、地球的観点から環境での協力が重要だ」と指摘し、地球環境が主要テーマとなる洞爺湖サミットの成功に向け、「(温暖化対策の枠組みとして)ポスト京都議定書に中国、米国、インドなどの大国が積極的に参加することを期待する」と主張。
さらに太田代表は、東シナ海のガス田開発問題や中国製冷凍ギョーザによる中毒事件、チベット情勢などに言及し、「こういった問題はすべて率直な対話で解決に向け努力していくことが大事だ」と強調した。
楊外相は相互信頼関係を促進するため、北京五輪、洞爺湖サミットの成功に向け両国が協力する必要性を力説した上で、「(中日間の課題は)双方が前向きな努力で解決し、正しい世論を形成することが重要だ」と指摘。さらに「チベット問題は中国の内政問題と日本政府が意見表明したことを評価している。チベットに関する情報は日本に提供していきたい」と述べた。
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