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公明党SARS対策視察団の赤羽かずよし議員らは9日朝、JICA(国際協力事業団)のベトナム事務所を訪問し、菊地文夫所長らと意見交換した後、世界で初めてSARS封じ込めに成功したベトナム政府保健省を訪ね、チャン・ティー・チュン・チエン保健相と会談した。
会談の冒頭、チエン保健相は、SARS対策の成功には、「日本からのハード面だけの支援ではなく、医療専門家の人的援助など、迅速な日本政府の対応があった。心から感謝している」と述べた。また、「ベトナム政府としても厳格な関係者の隔離、検疫、院内感染防止策を早期に打ち出したことが大きな成功要因だった」と語った。
さらに、「国民を心配させないよう、マスコミを通じて徹底した情報開示を行ったことが、パニックの抑制やSARS封じ込めにつながったと考えている」とも述べた。
これに対し、赤羽議員らは、「日本として、さらに国際協力を惜しまずに尽力できるよう、日本政府に働き掛けていきたい」と語った。 ◇ 同日午後、党視察団一行は、ハノイ市内のベトナム政府観光総局を訪問し、ファム・トゥー副総裁と会談、観光需要の影響などについて意見交換した。
また、一行は、ベトナム最大の総合病院であるバックマイ病院(熱帯医療センター)を視察、SARS封じ込めに同病院の果たした役割などについて意見を交わした。
ベトナムのSARS封じ込めの成功は、政府保健省などによる早期感染対策に加え、バックマイ病院での適切な対処が大きく貢献した。同病院には日本からの長期専門家の派遣が行われており、「院内感染対策マニュアル」の策定が終わっていたことが適切な病院対応にもつながった。
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